△2007年△


2006年12月/なんか

嵐が明けていつもより2時間早く起きた。

水があるから光が見える、そんな朝でした。
それからだんだん光が光になっていく。

中略

帰り路、見上げたら
オリオン座の中に赤と黄色の星が増えてた。

最初と最後が齎すものだけだけれど
なんかいい一日だったな、
と。

赤と黄色の軌跡を追って、
ああ ひこうきかぁ
って。

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2006年12月/今年最後の

満月だなーと思ってたんだけど
今年最後の満月ですっていうメールをもらって
なんだかとくべつな夜のような気がする。

来週関東をたつ友人と電車の中で話す。
彼女はもう結婚していて、だけどサーカスについて
全国をまわったりしていて、
旦那さんといっしょに住めずにすごす期間も
多かったりする人で、

『私たちは永遠の愛を信じていないんです。
世の中には永遠の愛より強いものはいくつでもある。
たとえば病気だったり...。

だから小さなこともあいまいにしないでふたりで
...永遠の愛に頼らない。

結婚式で誓うのも永遠の愛にしなかったんです。
いつかおわりがくるから一瞬を大切にします、って
そう誓ったの』

彼女はそして、
結婚するといいことばっかりがあるよ
って言った。

      ○-------------------------------------○

2006年12月/吐きながら吸う

「循環呼吸って知ってますか」

っていわれて、知らん知らん と思ったので
調べてみました-----。

人間の呼吸器の構造上、
途中の息継ぎなしに長く息を吐き続けることは不可能だが、
循環呼吸はあたかもこれを実現しているかのようにみせる演奏技法。

世の中にはいろんなもんがあるねぇ

こないだ尺八で初めて聴いたんだけど
(本来尺八の奏法ではないらしいけど)これムズカシイっす!

1・息を吐いている状態で頬を膨らませ、その部分に空気を蓄える。
2・膨らんだ頬を元に戻す力を用いて、中の空気を押し出す。
3・押し出している時間を利用し、鼻で空気を取り入れる。
4・鼻で取り入れた空気を出す際は、
  それまでの空気の勢いが変わってしまったり、
  音が途切れてしまってはいけない。
  ここが一番難しいポイントである。

3の時点でかなり無理っ。

循環呼吸の公式記録はサキソフォン奏者のケニー・Gによる
45分47秒

45分も息継ぎしないで吹いてるように聴こえるってことですよ
ね…

きいてみたいかも(ねちゃうかも・・・)

      ○-------------------------------------○

2006年12月/音のための音

ディジュリドゥのライブに行ってきました。

最近ずっとマイムと写真ばっかりなので
音がこんなに音のためにあることに久しぶりに触れました。

写真やら動きやらの何かを経ないで
そのまま世界のための音。

ああ って感じです

ディジュリドゥは
オーストラリアの先住民アボリジニが
今から1000年以上も前 (2〜3万年前という説も)から
使い始めたと言われる楽器で
シロアリによって木の中身が食べられて、
自然にできた空洞で音をだします。

      ○-------------------------------------○

2006年12月/いまどきのサンタクロース

このごろのサンタさんは
サンタさんのつとめを終えて
「サンタやったらもうかったから」って
インドカレーをごちそうしてくれました。

経済的に正しいおとぎ話。

      ○-------------------------------------○

2006年12月/ことば

温度と方向と形。
(色とか触りごこちとか、ほかにもあるかも)

これをことばに渡す。

(最終目的ではないのだけれど)

渡す・・・
(方向はことばが発するものでなく
ことばに発されるものかもしれない。)


     言葉の数はそんなにかんたんに増えないけど
     ことばを持ってしまったものたちのできることとして
     ちかづくための、そんな、感じ。

      ○-------------------------------------○

2006年12月/123

アン・ドゥ・トロヮって言ってみると跳ねるよね
いち、に、さんって言ってみると着地するよね

それだけなんですけど・・・
(わたしの中でなんかおもしろかったんです)

      ○-------------------------------------○

2006年11月/雨粒の丈

雨粒の丈
こないだよんでてちょっとおもしろかった勘違いのお話。

「降水量〇〇ミリの〇〇ミリって、
雨粒の長さのことかと思ってた」

・・・なんか詩的。

雨が激しいと雨粒長くみえますね。

      ○-------------------------------------○

2006年11月/ 好みのタイプ

雨です。
陽が恋しいな。
光のことをかんがえた。

ところで、好みのタイプ。
西日を逆光でうけて輪郭が輝いている人、に弱い。
すごくよわい。
その光の中にいれば、もう誰でもいいんです。
一瞬、恋に落ちちゃいそうになりませんか?

秋の光はもともと西日にちょっと似てるので
毎日がちょっとすてきです。

      ○-------------------------------------○

2006年11月/カラス日和

友人の疑問から、カラスの卵とカラスのヒヨコについて気になった。
>黒いカラスの卵とヒヨコは黒いの?

カラスの卵、黒いです。
www.city.ichikawa.chiba.jp/shisetsu/haku/sizen/zukn/0809.htm
カラスのヒナ(リアル過ぎっ注意っっ)、黒いです。
www.owlet.net/blognplus/files/97_0.jpg

なんだかカラスに親しみが持てた。
(多分この気分は同意してもらえないと思う^^;)

その朝、
海辺のカフカを読み始めた。
はじまりは・・・

「それでお金のことはなんとかなったんだね」
カラスと呼ばれる少年は言う。

その夜、
野方から帰りながら海辺のカフカを読んでたら
少年(カラスとよばれない方)は野方に住んでた。

帰り着いて、友人撮影の
上野公園のOKidOK2(パントマイムのかた)の映像を見ていたら
カラスの声がクリアに入っていた。

きっと、じんせーで一番、カラス日和。

      ○-------------------------------------○

2006年11月/ 「この列車の終点」

このごろ、うちの駅が終点になってしまった。

「この列車の終点です。」

そんなアナウンスで列車を降りるのは、
ちょっとだけ、どきどきする。

      ○-------------------------------------○

2006年11月/自動販売機に気付く

夜に
疲れて道を歩く途中で
道の端にある自動販売機に気付く

これがどんなシチュエーションかを
昨日マイムの練習で想像していて

自分だったら
自販機そのものが横にあるタイミングじゃなくて
多分、やや前方の白いひかりに気付くかな


それは
ぜんぜんマイムっぽい目線にならないかもしれないけど

マイムと写真の視点の違いは面白いです。

      ○-------------------------------------○

2006年10月/東京待ち合わせ

東京待ち合わせって本を立ち読みしてたら
なんとなくいい本だった。

待ち合わせがしたくなった。
ちょっとなんか待ってて気分のいい場所で。

ただ待ち合わせるだけ
ほかになんもしないの、どーだろ。

      ○-------------------------------------○

2006年10月/45分カフェ

長崎在住のシドニーの友人と新宿東口で再会。
45分間だけ一緒にお茶。

彼女とは、実は、なんのつながりもないんです(笑)

彼女がシェアメイトを探していて、
私が部屋を見に行って、出会って、
一緒に住まなかった仲・・・。

でもなぁんか今日までつづいてる。
決して穏やかな子じゃないけど
会えば家に帰ってきたような安心感です。

とくに何を話すでもないけど、
アイスコーヒーがあったかい気分で飲めます♪

      ○-------------------------------------○

2006年10月/透明人間って人間!

今日はこんな質問
「透明人間になれるマントが本当にあるとしたら何に使いますか。」
とりあえずみっつくらい答えを考えてください。

○∝ thinking time ∝○

いろいろ考えました?

ちょっとここで友人からいただいた条件を
「健全で平和な目的にしか使わないでください」

・・・友人を尊敬した一瞬・・・あなた偉い!!!

この条件にあてはまる回答、でてました?
ぜんぜん健全じゃなかったわたしは3分じゃ即答できず・・・
電車に揺られて車に揺られて考えました〜

■多分これが王道。
なんらかの芸術をすればい〜な〜
演劇だったら黒子いらず おぉ
手品だったらネタいらず わぁ
かなりいろいろイケマスね。

デモ・・・自己否定するようでなんですが
あまり人のためにお訳にたってない・・・

■次はけっこう切ない答えです。
命にかけて救いたいような相手がいて、
でも自分の命をかけたことを相手には知らせたくない場合とか
こっそりとマントを着て・・・

くぅ泣いちゃいます。
しかし・・・ハッピィエンドとは言いがたい。

■世界のためにっ
核実験のスイッチの上で押せないように踏ん張っている。
危険キケン!!!
多分まちがって押します、私。

■Nちゃんのこたえは良かった。
「部屋のインテリアとして」
あ、なにもマントで人間隠さなくてもいいですね!
部屋の一部がある日消えたら、けっこうわくわくします☆


けっきょく透明人間って人間なんですよね。
壁抜け男にすらなれない。

たのしく暮らせる透明人間!募集中。かも♪です。

      ○-------------------------------------○

2006年10月/ついに透明人間に

ニュースを読んでいたら、
ついに透明人間に、なれる日が〜!
21世紀まで生きててよかった〜

理論、難しいですけど・・・
■かぶれば姿が見えなくなる「透明マント」実現の第一歩?■
ものが見えるのは、電磁波の一種である光が当たって反射し、
目がその反射光をとらえるから。
この反射がなければ何もないように見えるはず、という発想から
英米の研究グループが実験。

http://www.asahi.com/science/news/TKY200610190423.html

      ○-------------------------------------○

2006年10月/非人道的時限爆弾処理

駅のベンチにケイタイ電話がおちていました。
まわりだれもいない。うーん、どうしましょう。

昔ケータイ拾って届けてもらって助かったことあるなぁ。
待ってよ、でもこれケータイ型の時限爆弾だったらどうする?
駅員さんのところ持っていく間に、どかーん!!!
やばいな、まだ遺書書いてないな。

こーしている間にも、こくいっこく・・・どう?
とりあえずでも恩返しだ、駅員のところにもっていくぞ。
そーっとね。そーっとね。
着くまでバクハツしないでください〜〜〜

駅員さんが笑顔で受け取る。
「ありがとうございます」

駅員さんの笑顔を思いだしながら
は・・・!!!私無事だったけど・・・
まだ時限爆弾かもしれないよ!!!

ごめんなさい・・・駅員さん・・・。

帰り路にまだ無事だった駅を見て
ほっと安心したのでした。

時限爆弾の取り扱いにはもっと気をつけましょう。

      ○-------------------------------------○

2006年9月/きんもくせい

楽しいことへと急ぎ足で過ぎた公園の横で
金木犀の香りがした、しあわせ。

金木犀の香りがしたねって
ひとりが言ってた。

      ○-------------------------------------○

2006年9月/ひとつにならなくていいよ

オーストラリアの帰りに寄ったベトナムを振り返って、カオダイ教。
キリスト教、仏教、イスラム教、儒教、道教を全部まぜちゃった混合宗教で
信者さんは200万人もいるらしく。

キリストも釈迦も孔子も李白もムハンマドも
ソクラテスも李白もトルストイもビクトル・ユゴーも
ぜ〜んぶ聖人として祀りあげ
寺院には白黄赤青の服を着た僧侶がいて
黄色が仏教、青は道教、赤はカトリック・・・とかをあらわしていて、
単に混合宗教でなく混合させていることにとても意識的なのだそうです。

なんだかへんでおもしろいけど
礼拝はとてもきれいでした。

      ○-------------------------------------○

2006年9月/オーストラリアで

無事展示して帰ってきました。
会場のすこし高い位置の写真に
オーストラリアだよーって思ったり。

日本の時は高さも自分で決めたけど
今回はきてくれる人の基準の背丈が高いから
ギャラリーの人の感覚で設置してもらったのですが
いい展示 。

天井の高さと写真の高さ。
光の加減もすごくいい。
きてよかった。

セッティングが終わると
まだ誰もいないギャラリーで写真に囲まれて
大西みつぐさんが自身の写真展で言っていた言葉を思い出しました。

「こうして、ここで写真に囲まれてひとりになるために
写真展をするのかもしれません。」

そしてオープニング・パーティーで、たくさんの人と会いました。

     ○-------------------------------------○

2006年9月/世界報道写真展の半世紀展 「絶望と希望の半世紀」

「絶望と希望の半世紀」展を見に行ったときの
自分のメモにこうありました。
  報道写真展って切ないところがあって
  10年に3年くらいは年度賞とってるような作品に対しても
  「その状況に立ちあったときにすることは
  撮ることで本当によかったのか」と
  自分にも問いかけたくなるような写真もあるけど、

彼は報道写真展(「絶望と希望の半世紀」も含む)にも関わっておられるらしく、その話もしてくださり、

「(報道写真の年度賞の)表彰式は誰一人として喜びのポーズなんかしなくてすごく静かにすすんでいくんだ。
みんな撮られる側の痛みを感じながら撮り続けているから。
本当はそれを若い人たちに見せたいんだ。」

この旅の最初に出会えた方がこの方で、本当によかった。

      ○-------------------------------------○

2006年9月/創世記(genesis)

成田からハノイでは、
となりに座った男性が
「写真を撮るの?」
「はい、ちょっと」
話していて、 時間をともにするうちに、
あれ・・・、もしかして・・・

数年前に渋谷のBunkamuraで
セバスチャン・サルガド展やったときの
プロデューサーさんだそうです。

最近のサルガドの話をしてくれました。
いくつかの場所で創世記の写真を撮ってるんだよ。
創世記からそこにあるものと
創世記にはそこにあって、今はもうないものを。

空をみながら
なきそうになっちゃった。
(飛んでるから空しかないんだけど)

創世記

そんなことを考えながら
始まった旅です。

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2006年9月/旅立ちです

9月1日、明日は写真展の搬入のためにオーストラリアに出発です。
日本でいただいた感想の一部を英訳して持っていきます。
英訳部分もアップしました。
http://www.kinoasa.com/works/storie/voice.html

また帰ってきたら日記更新しますね。
いってきます!

      ○-------------------------------------○

2006年8月/記憶と?または記憶を

写真展とかで、ときどき
この人は写真をみてくれているけど、写真そのものだけじゃなくて
写真を通じて、見ている人自身の記憶とか(何かもっているもの)を
見ているんだろうな

って感じることがあります。

これは、写真の見てもらい方として、
実は、しあわせなんじゃないかな
ってことを最近ふとかんがえてた。

それは響きあえるってことなのかな、と。

もしかしたらそれこそが?
でも、その位置を作り手が(最初から)目指すのはありなのか、なしなのか
とか、うにょうにょと考えていたところ

感想よんでいて
 記憶に残る(写真展) っていうことばを
使ってくれた人がふたりいるのに気付いた。

あ、これはなんか高次だ・・・。

表現が記憶になって、
表現を通じて記憶を見たら
みているのは、なんだ????

だけど

こたえは、ゆっくり。

      ○-------------------------------------○

2006年8月/太陽という気体

なんとなくつけたテレビにいわれてびっくりしたんだけど
太陽って固体じゃないんですね!

今まで知らずに生きてたよ!!!

太陽は気体の球です。
なんか、わくわく。

太陽しらべてたら太陽の写真とってる人みつけた。
http://www.h2.dion.ne.jp/~kazuf/sao/solar/200412/index.htm

「写真はクリックすると原寸大に拡大します。」

めちゃめちゃおそるおそるクリックしてしまった・・・。
太陽の原寸大にならずに
元の写真のサイズになったのでかなり安心、ほっ。

・・・。

      ○-------------------------------------○

2006年8月/そして

今日の天気予報は はれ時々あめです♪
朝はくもり。

由比ガ浜まで
鎌倉から江ノ電に乗って
トコトコと、いってきました。

わーい、ひといっぱいだあ、夏だぁ。
浜辺でゆったりして、お昼3時。

「雷注意報が発令されたため、
ただいまより海に入ることをを禁止します」

うお?

すごい、
はじめてみちゃった。

入っちゃいけなくなる瞬間の海。

そんな劇的にさーっと人がひくんじゃなくて
でもなんとなく日がくれて人がいなくなるよりは早くて
3時なのでまだ普通に明るくて
注意報なのでまだ雨も降ってなくて
そして、だれもいなくなった。

      ○-------------------------------------○

2006年8月/キノコのたね

会社にキノコが生えました。

Tちゃんが
「入口のおっきい植木ばちに白いキノコがはえたの〜>_<
(6階なのに)どっから胞子とんできたんだろ〜>_<」

彼女の指差す植木鉢は
おー、知ってるかも・・・。


話は変わってちょっと前、おいしいさくらんぼが
会社に有って
おいしかったんですよー。

でも、一部、ちょっと痛んでるさくらんぼがあって
食べるとちょっとやばそうで
捨てるのもちょっともったいなかったので
んじゃいっちょ育てるか!!とか思って

その植木鉢にさくらんぼを埋めたんです。。。

さくらんぼのタネからキノコ育つとは
神秘☆

このキノコ育てたら
さくらんぼがなったりしないかな−
とか期待しないうちに・・・懺悔、ゴメンナサイ!

      ○-------------------------------------○

2006年8月/金森マユX岩井成昭

オーストラリア時代にアシスタントを
させてもらっていた写真家・マユさん(シドニー在住)の
トークをききにアサヒ・アートスクエアにいっていました。
http://www.art-index.net/art_news/2006/07/by.html

岩井さんは、はじめてお会いしたけど
笑顔のステキなやさしい空気のかたでした。
横浜トリエンナーレに参加されていたので
こちらから一方的に知ってただけなんですが
マユさんとの組み合わせが
もっと同じ方向むいてるかと想像してたら
彼はちょっと切り口がナナメで
コラボ的には、おもしろいかも。

ひさしぶりにマユさんに会って、元気補填♪

9月の私のオーストラリアの展示は
同時期に同じギャラリーで
マユさんが現地のアートスクールの学生を指導して作る作品が
展示されるので
また、次回は現地で会えます♪
楽しみになってきたね。

かんけーないけど
アサヒ・アートスクエア、へんなハコ〜。
浅草駅前のあの変なビールの泡???のオブジェの、
化粧室に行ったら化粧室もあの形だった・・・。

      ○-------------------------------------○

2006年7月/パントマイムはじめました。

ほんとはもうちょっと前からはじめてたんだけど
どんどんおもしろくて、そろそろ確信になってきたので
宣言しちゃいます。

なんていうか、すごいたのしい。

見えるのを写す事と
見えないものを感じさせることは
どこか似ている気がしませんか。

      ○-------------------------------------○

2006年7月/こいのはなし。

りゃくして、こいばな、いきましょー。

となりの駅の、駅からややはなれたところに
富士の湯という銭湯があります。

そこには鯉がいます。

ロビーにいるんじゃなくって
なんとお風呂の中にいます。

通常富士山の絵とかかいてある湯船の奥の壁に
幅3m高さ50cmくらいの水槽がうめこんであって
5匹くらいのコイが、
裸の人間気にせず、仲良くおよいでます。

へんですよね〜〜〜*_*

ほんとのはなし。

      ○-------------------------------------○

2006年7月/カンパリミルク

今日、いっしょにのんでた女の子が
一杯目にオーダーしたのが

「カンパリミルク 」

カンパリミルク!?!?

・・・イマジン、想像してください・・・

ミルクの白がカンパリの赤と
グラデーションで溶け合った
ピンクの素敵な飲み物がでてきました。

かわいらしい見かけに
カンパリの苦味のある大人な味と
それを追いかけるミルクの妙なやさしさ。

・・・

ミルクがじわじわブローで
笑っちゃいます。笑うしかない。

こういう性格の女の子なら多分このみだけど
これはなかなか、
音楽も文学も通り越して、現代美術な味☆

貴重な経験をしました。

      ○-------------------------------------○

2006年7月/黄色いおまつり

今年も夏ですね。
靖国神社みたま祭りいってきました。
黄色い灯篭がきれいなおまつりです。

見世物小屋の
ヘビ女のねーちゃんは
今年もおいしくなさそうにヘビ食べてたけど
あれ、おいしいのかなぁ
いつもちょっと泣きそうな顔してたべてるんですよ>_<

      ○-------------------------------------○

2006年6月/自転車でホタル

ちょっと前だけど
調布にホタルを見に行ってきました。

調布市深大寺自然広場内野草園
(毎年6月上旬に3日程度の公開)

ホタルは気分的に30匹とかそんなもので
乱舞っていうよりは
あ、いた!っていう感じなんだけど

ホタルを見にきてる人たちがよかったぁ。

自転車で家族連れで、とかきていて
夕暮れの田んぼ道の中を
こどもとおとなの自転車の明かりが
過ぎていくのを
ホタルより楽しくみてました。

      ○-------------------------------------○

2006年6月/一匹こひつじ

横浜開港祭です。

わーい。

今日は臨港パークで花火があがりました。

臨港パークは
駅からインターコンチにむかって高層ビルたちを抜けて
右側にいくとある海に臨む公園です。

私はあのへんではここが一番好きです。

港が見えるが丘公園みたいに
もっとおしゃれな名前にすればいいのにね。
あんまり有名じゃないから、普段はちょっと隠れ家っぽい。

で、花火。

一人で見に行きました。
楽しかった☆とっても。

こんなふうに一人で行って、
見えるものだけに、
ぴぴぴってしているのは
わりと久しぶり。

こういうのは好きです。

一匹こひつじ。

しかもとってもおちゃめな花火で
午後8:50〜8:55までのたった5分間で1000発!!

花火終わってから
海のそばに行ってしばらく海を見て

海見てるとまわりの人見えなくなるから
人の方が好きなのに
不思議だね

最初の故郷じゃないんだけど
横浜はやっばり自分の故郷な気がする
このごろのあさでした。

      ○-------------------------------------○

2006年5月/夜の虹

今朝、
夜、暗い中で白い虹がでる夢を見た。

      ○-------------------------------------○

2006年5月/マザーグースウーパールーパー

友達のBちゃんは
とてもたのしい女の子です。

そんなBちゃんがある日、
彼女の友達について語り、書き残したメモから。


  ともだちのあつこは
  別名、ウーパールーパー。

  ウーパールーパーを飼っていて
  「チワワ」って名前なの。

  But
  チワワはひからびてしんだ。


・・・マザーグースだね。

      ○-------------------------------------○

2006年5月/傘をかりる

こないだ傘をかりたなって
ふと、おもったのだけれど

傘をかりるの、なんかすきかも


雨へのあたたかさとと
また会えるねっていう
音のない約束が

詩的にあるような

      ○-------------------------------------○

2006年5月/あぶないカオリナイト

高円寺、百音(mone)の向かいに新しく出来た
D-library カオリナイトに行ってきました。

これは・・・
写真評論家飯沢耕太郎さんプロデュースの空間で、

>>『危ない写真集246』収録の全册を初めとして、あの伝説の『富士見ロマン文庫』(装幀・金子國禎)、『エロチカ』、『血と薔薇』など、危険な香り漂う 出版物をゆっくりと閲覧できます。 是非一度足を運ばれ、「D-library カオリナイト」を全身で体感して下さい。

百音のホームページでの紹介の記事をみていて
あれ?
と思っていたんです。

この「カオリ」さんはカオリちゃんじゃないか・・・?

行ってみて、わお、
専門学校時代の同級生でした。

カオリちゃんは学生時代から、
なんか、世界のある人で
そんな感じは昔のままで
うれしかったです。

高円寺のあの辺は、
何かがおこりそうな予感のするひとの集まるところで、

なんか一回住んでみたいなぁ。

      ○-------------------------------------○

2006年5月/サイレント・ガ−デン

この間からはまっている武満氏関連の本を
図書館でかりてきました。

これ以前に
死後10年の今年発刊された本を読んでいて
(Visions in Time/Esquire Magazine Japan/2006.04)

今回は、若かりし頃からの本人が写された写真集と
本人作曲の曲と本人談の納められたCDのセットと
(木之下晃武満徹を撮る/木之下 晃/小学館/2005.07)

没一年前の入院中の日記
同入院中にかかれたレシピのセット
(サイレント・ガ−デン 滞院報告・キャロティンの祭典/武満徹/新潮社/1999.10)

写真集を帰り路電車でいっきに読んで、
家に帰ってCDを掛ける。

生きていたころの声をきく。
若い日の彼が音楽をしようと決めた、はじまりの音をきく。

CDをまわしながら「サイレント・ガ−デン」。
滞院報告は
縦書きの左開きの
おそらく発表することは念頭になく書かれた
本人自身の内なる日々で、

その本を右からひらくと
「キャロティンの祭典」
きれいな色鉛筆の挿絵と丁寧に書かれた文字で
レシピが書かれていて、
入院中に彼がまわりのひとに見せていた顔が見えます。

いずれも、
すべて本人の没後に出版された本だけれど、
本人を裏切るところのないこと、
理解されずに構成されたりしていないことが
伝わってくるようなとても、丁寧に作られた本で

生前(私にとっては学生時代)に出会えていたらとも思うけれど

そうでないことで、
これだけの人の
時をいっきに自分の躯に流し込むことができることを
現時点で、感謝をする。

本を閉じて、やっと時計を見る。
それが0時であることに
なにかを感じた気になった。

      ○-------------------------------------○

2006年5月/visions in time

このごろ、毎日よんでる本です。

読み終わった直後に
もういっかい最初から読んじゃった。

わたしはじょーしきがあんまりないので
武満徹って、今までぜんぜん知らなかったんだけど-_-
(最初名前を見て、ちゅうごくじんかとおもった)

いーなー。

こういう人と出会えるようなひとになりたい。

      ○-------------------------------------○

2006年5月/エレベーター

こないだ町をあるいていて
思ったのだけれど

夜景って、どうやって見ますか。

ちょっと前、数年くらいかな、まで
いろんなエレベーターを知ってたな。

透明のエレベーターがどこにあって、
夜景にたどり着ける高層ビルはどれかとか、

最近、そういうの、のらないなぁ
って、ふとおもっただけの話。

      ○-------------------------------------○

2006年5月/カップヌードルのための夕日

ときどきこんななぞのことばが
ブックカバーの上とか
いろんなところに書いてある。

「カップヌードルのための夕日」は
そのなかでも三日くらい意味がわからなかったのだけれど、
(自分で書いたのに^-^)

今朝神社を歩いていたら思い出しました。

ある日、まるくてあかい夕日が
ビルの間に沈んでいるところで
けっこうきれいで、

何分くらいで沈むのかなーって
けっこうはやいんだろなっていう
イメージなんだけど
3分くらいの映像にできないかな、と。

で、カップヌードルのために、売ろう(笑)

夕日を見始めてから、
お湯を注いで
夕日が沈むのを見守ると出来てるカップヌードルとか

良くない?

      ○-------------------------------------○

2006年4月/しあわせ

「いちばんしあわせなのってどんなとき?」
こーゆーこまった質問をする知り合いはいますか?^-^

部屋でひとりでなんとなく、とかがしあわせです。
だから、たぶん、
じゅうぶんにしあわせなのだと思います。

      ○-------------------------------------○

2006年4月/さくらといちご

桜の柄の、いびつなお皿を買いました。
やさしい黒に、不器用なような、かわいい花びらが
散ってます。

小さいいちごをみっつのせて
きねんさつえい。